大宜味中学校での衣服から考えるSDGs学習&緑化活動について
2022年10月6日、大宜味村立大宜味中学校の総合の授業にて、『衣服から考えるSDGs学習&麻袋プランター緑化活動』を実施し、当日は2年生・3年生、教職員約60名が授業に参加してくれました。

大宜味中学校では、村是「人材を以て資源となす」の具現化に努め、生徒一人一人が地域を担う人材へと成長出来るよう、さまざまな学習を行っています。

講座では、繊維の種類や特徴からはじまり、洋服の生産~廃棄におけるエネルギー消費や、温室効果ガス排出が環境に与える影響を考える授業を行いました。
天然繊維の分別回収と活用、土に還すサイクルを伝え、生徒や教職員の方にも知識や意識を高める授業になったのではと思います。

緑化の時間では、ミニ麻袋プランターに一人ひとりが、積極的に植栽する様子が伺えました。
閉会式では、生徒たちから環境に配慮した生活を意識する言葉が聞かれるなど、とても有意義なものとなりました。
沖縄タイムスに授業の取り組みについて掲載されました

琉球新報に授業の取り組みについて掲載されました

参加してくれた生徒さんより、琉球新報に嬉しい投稿がありました!

授業開催後の子ども達の声
開催後のアンケートでは、「今までは洋服の素材についてあまり考えたことがなかったけど、今日の授業で前よりは考えることが出来たとおもいました。
また「LCA」という言葉も聞いたことがなかったけど、その意味も知ることができたのでよかったです。
これからは、今よりもSDGsについてのことを深く考えていきたいと思いました。
「今日、洋服から考えるSDGsについての講義を聞いて、初めて知ったことがたくさんありました。例えば、天然繊維は土に戻るけど、化学繊維は土に戻らないと知りました。1枚の洋服で3.2kgのCO2を排出すると知ったので、1枚1枚大切に洋服を着たいと思いました。」
など、たくさんの嬉しい感想をいただきました。
子供達が授業を通して、SDGsについて考えるきっかけになってくれたらと思います。
ご協力いただいた先生方や生徒の皆さん、ありがとうございました。