原宿外苑中学校での衣服から考えるSDGs学習&緑化活動について

2022年9月13日、天然繊維を地域や企業と協力して分別回収した後、再び活用した上で最終的に土に還し、その土は新たな植物を育み循環していきます。
ファッションの発信地原宿は、たくさんの若者が集い賑わう街。
まだ暑さが残る9月初旬、そんな原宿にある原宿外苑中学校でこの取り組みが実施されました。

同校では以前から校内でコンポストを実施するなど積極的に環境活動、食育活動に取り組んでおり、昨年まで土嚢袋を利用し「原宿外苑大根」を授業の中で育てていました。

今回NICOの活動に賛同し、天然繊維プランターを使うことで、栽培実施後土に還っていく過程まで子供達と体感できる新たな取り組みとなりました。
大根は冬に収穫し、味噌汁の具となって給食で提供される予定ですが、その味噌の大豆も校内で栽培されているという徹底ぶりに驚きました。

活動に参加したNICOの八木原理事長は「地域の学校とも連携し、新たな循環型のまちづくりも積極的に展開していきたい、渋谷区内の全ての中学校で導入を広げていけたら」と語りました。

学校、地域、産業が一緒になり持続可能な未来を考えるきっかけづくりになるこの取り組みは、今全国各地へ広がっています。
今後日本中に天然繊維の循環が広まっていくことを願い、ファッション発信の街が起こすのは、未来へ繋がるワクワクする取り組み。全国各地の中学校で導入される未来も近いかもしれません。
原宿外苑中学校の校長室だよりをご紹介
開催後、校長室だより「うんとこしょ どっこしょ」で今回の取り組みについてご紹介していただきました。


この麻袋や大根がどうなったのか気になりますよね!
2度目の授業はこちらをご覧くださいませ。
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